sadaijin_nanigashiの日記

虚無からの投壜通信

日々のあれやこれやをいろいろと。

アイ・オー・データ機器の製品は二度と買わないし、買わないことを強く推奨する

10月の下旬に4K環境を試験的に構築する必要があり、アイ・オー・データ機器LCD-M4K282XB (http://www.iodata.jp/product/lcd/wide/lcd-m4k282xb/) を購入しました。TN液晶なんで画質とかはイマイチですが、どうせ仕事で使う以上せいぜいExcelくらいしか使わないし、値段もそれなりに安いので選んだという次第です。

ところが1ヶ月後に見事に壊れました。HDMI端子がひとつずつ壊れていって、3つある端子が2日のうちに壊れました。長い時間使っていると挙動が不安定になってきて端子が死ぬので、恐らく端子回りのコンデンサの品質が悪いのではないかと推定されます。

まあ、そこまではありうることなので仕方ないです。ただ、問題なのは、このほぼ初期不良品と言ってもいいような代物をアイ・オー・データ機器の修理センターに送る時の送料は、発払い、つまりユーザーが負担するということです。例えば私は今回このディスプレイを送るのに1700円ほどクロネコヤマトに払いましたが、これは初めての経験です。他のベンダーの機器を保証期間中に修理依頼したことも沢山ありましたが、ほぼ全て着払いでした。サイズの大きい商品の場合、運送業者が事前調整の上引き取りに来てくれました。例えばEIZOのディスプレイがバックライトの設計問題で無償修理となったときは、サポートセンターに電話したところ日時を調整して引き取り修理でした。

このアイ・オー・データ機器の制度の何が問題かというと、例え保証期間中であろうと、ユーザーがその機器をアイ・オー・データ機器に送る場合は常にユーザーが負担を強いられるということです。それが心的障壁となり発送を断念させるということもアイオーデータが考えているのであれば、これは非常に姑息かつ悪質な施策であるといわざるを得ません。

アイ・オー・データ機器NASの性能も悪かったしメディアプレーヤーのAVEL Linkplayerもバグだらけで使い物にならなかったなど、まあひどい製品ばかり掴まされてた記憶しかないので、もう二度とアイ・オー・データ機器の製品を買うことはないと思いますし、知人友人が同社の製品を買おうとすることになったら、全力で引き止めたいと思います。無論、これをお読みの方にも、アイ・オー・データ機器の製品は買うべきではないと忠告申し上げる次第です。